2011年2月25日金曜日

フランスでの出産

娘が生まれてから3週間。
少しずつですが、子育てのリズムがつかめてきました。

幸いなことに、うちの子は夜よく眠ってくれるので、本当に助かっています!


さて、私は出産をフランスで迎えましたが、特にフランスって日本と違うんだ!と思ったことをご紹介したいと思います。

まず、「痛みを取り除く」ことに命をかけているところには相当な感銘を受けました。まず、無痛分娩はデフォルト。よく「鼻からスイカ」なんて聞いていましたが、無痛だと本当に痛くないので、出産すること自体を苦痛とは思えないのです。また、産後は、筋肉がリラックスするため母乳の出が良くなる、という理由で痛み止めをがんがん与えられます。「痛い?」と聞かれて「少し」と答えるだけで、3日分くらいの痛み止めは簡単にもらうことができます。

また、「らくちんなやり方を追求する」というのも相当気に入りました。例えば、

  • 授乳は疲れるから寝っころがってやるべし、
  • 沐浴は2日に一回でいい、
  • 搾乳機は電動で両方いっぺんにとれるものを使うべし、
  • 夜中赤ちゃんが泣き止まなければとっととおしゃぶりをなめさせるべし、

等々、教えてもらえる手抜き手法をあげるときりがない感じがします。

あとは、「子育ての不安があるならばプロによるアドバイスを受けさせちゃおう」というのも。退院の時に、家庭訪問をしてくれる助産婦さんを病院から紹介してもらえます。この助産婦さんは、帰宅後のお母さん&赤ちゃんの経過を見にきてくれるだけでなく、子育てのこつもしっかりと教えてくれます。ちなみにこれは、社会保険に入っていれさえすれば、費用を国に負担してもらえます。

こういうのって、日本も真似すればいいのにってすごく思います。特に、フルタイムで働く女性が増えてる中、出産や子育ての苦痛や不安、費用負担が少しでも軽減できれば、多少は少子化対策にもなりそうなものなのに、と思うのです。

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